朝の準備の短縮。朝「決める」ことを減らす、やめる。
以前、出発の一時間半前に目覚める生活をしていた。
今は、40分前でも大丈夫。
ひとの朝の時間を実際に見ることはあまりない。
じぶんが目の当たりにしたのは40分で朝の支度を整える夫。
(たぶん洗面台等のシェアを考えなければ30分で十分可能。)
全てが流れるように毎日同じ手順で準備されていく。
ぼーっとした頭でも、大丈夫なのだ。
全ては「決まって」いたから。
■服のコーディネート
シャツを決める→インナーを決める→ボトムを決める
→靴下を決める→(頭の中で)靴を決める→鞄を決める。
冬はこれに「ジャケットorカーディガンを決める」、
「コートを決める」が追加。
毎朝、全て一から「決めて」いた。
夫の場合は、全て「決まって」いた。
どこから決まっていたのかをさかのぼると、
それらを「買う時」から決まっていた。
「この服素敵」で選んでいたじぶんとは大違い。
「あれに合うボトムを買う」、
「ボトムに合うトップスを買う」、
「これがだめになったから代わりを買う」・・・
と、連鎖的に買い物をしている。
素晴らしく無駄がなく効率的。
年間を通して「着ない服」は、無い。
と、原因が分かったからと言って、すぐに
じぶんのクローゼットを一掃、一新できるわけでもなかったけれど。
でも、これが持ち物を見直すとても大きなきっかけになった。
■メイクポーチ
鏡台はない。メイクポーチをもちだしてリビングでメイク。
ある日、その時使ったもの以外をすべて取り出して別に保管した。
1週間すごした結果、とりだしたものの9割は必要なかった。
使いかけ、いただきもの、試供品など。
使えるものは先に積極的に使い切り、
使っていなかったものは処分した。
目的のものを順に取り出し使えるようになり、
朝から「カラー」を決めなければならないこともやめ、
スムーズにすませることができるようになった。
■朝ごはんのメニュー
もともとレパートリーはそんなにないのだけれど・・・。
前日の夕食準備で冷蔵庫を覗いているので、
「明日はこれ」と決めておくようにした。
準備できるものは夕飯の支度ついでに仕込み。
「決まっている」ことで、
寝る前に使う道具をまとめておいたり、
朝、歯磨きついでにお湯を沸かしたり、
準備やとりかかりが自然と早くなった。
■洗濯
ハンギングか、ピンチか、ポールどめか。
限られた道具とスペースなので、洗濯ものの種類や量で
都度干し方を「決めて」いるものがあったけれど、
洗濯ルーティンと限られたスペースをちゃんと認識することで、
「決まっている」方法で迷いなく干せるようになった。
まだたまに、ふんわり悩んだり考えてしまうことがあるけれど、
少しずつ改善しよう。
小さな時間をつまんでいったら、大きな時間になった。