断捨離しながら、次に買うものを選んでいた。
ミニマリストと呼ばれる人たちの暮らしにあこがれて、
物を整理して、処分して、
その先に気に入ったものを買うことを楽しみにしていた。
物を減らしながら、
ものを買うことを楽しみにしている、という・・・。
整理したから買ってもいいでしょ?
という謎の免罪符。
おもちゃ片付けるから新しいおもちゃ買って!
と、子供が言うのと同じかも。
3個捨てて1個買うなら、全体数は減っている。
でも、便利だから、ってだけで
0個だったのが1個に増えたりもしている。
今までなくても平気だったのに。
自分は自分なりの意志や好みで
これまで色々な物を集めてきた。
3個捨てて1個買うじゃなく、
3個のうち2個を捨てて1個を残す。
誰かが良いといったものじゃなくて、
自分が選んだものを信じてあげたい。
ミニマリストはお金を使わなくなるか?
なんとなく、NOな気がする。
現在信じている「良いもの」は、
使用頻度が高くなり消耗が激しく
買い替え頻度が上がる。
これが「高価な1個」である場合、
「安価で複数個」使用していた時より
支出が大きくなる場合がある。
そして満足しているように見えて、
常に「今より良いもの」・・・
アップデートを求めてしまっている気がする。
見つかったら、「買い換える」のだ。
物にかける気持ちや時間が
ちっとも、ミニマムにならない。
必要なものを買う、ほしいと思ったものを買う。
そんな当たり前の買い物をする夫を見て、
自分が固まっているのを感じた。
まぁでも、
必要ないものを手放すのは
気持ちもスペースもすっきりするから
このまま続ける。
その先、
新たに買うものを探すことを
ちょっとお休みしておこうかな。