図書館でごはん

本がある以外は、ただくらしにひつようなものだけのような家で。

お財布の中

財布のスリム化。

 

財布の中身をすべて出してみる。

レシートやカード類だけでなく、お札や小銭もすべて出してみる。

今年に入ってから、頻繁にしていることのひとつ。

 

とても好きで使い勝手のいい財布なのだけれど、

ちょっとだけ不備がでてきて買い替えを検討していた。

欲しいと思った財布は、とても小ぶりなもの。

今の財布より入れられるものは少なくなる。

これが持てるようになるのか?

考えながら、中身を全部出して並べてみた。

 

これがちょっと面白かった。

じぶんは、こんなにたくさんのものをいれていたんだ。と。

 

続けていたら、どんどん中身が減っていった。

 

いざ買い物するときにポイントカードが無かったら残念、

この店はふいに立ち寄ったりするからクーポンいれておこう、

突然の買い物にクレジットカードが必要だ、

など、など。

財布から出しても何も困らなかった。

 

ポイントカードは定期的に通う店以外のものは捨て、

定期的に通う店のものは、その店に行くとき、財布に入れる。

クレジットカードが必要になるような大きな買い物を、

突然することはない。

こうして過ごしてみたところ、

ほとんどの日はとても軽い財布であることが分かった。

 

毎日の予定を立てて動くようになり、お金が「見えて」きた。

もっているお札と小銭を把握しているだけで、買い物がスムーズ。

おこづかい帳の数字で見るより、お金の感覚がきちんとする。

 

今までふらりと立ち寄っていた店も

「今日はポイントカードないからまた今度」

と、こんなことがきっかけで立ち寄らなくなったり、

「今しか買えない」と思わされる高額商品のSALEにも

クレジットカードを持たないだけで買うことが無くなった。

 

ふらふらする時間はとても好き。

でもふらふらする時間が減って、本を読む時間が増えたことはもっと好き。

掃除したり、料理を楽しんだり、

絵をかいたり、手紙を書いたり、

時間があったらしたいこと、楽しいことがたくさんある。

 

財布から中身をすべて出したとき、

ついでにするすると掃除をする。

前以上に愛着がわいてきて、

買い替えるのはもう少し先にすることが出来そうだ。

 

財布のスリム化が、金銭感覚と時間を生み出した・・・?