防災のためのストック 1 【ストック量の決め方】
防災の為、何を、どれだけ準備しておけばいいのか。
いろんなマニュアルが知らせてくれるけれど、
それらをそろえておけば大丈夫なのか、
実際よくわからない。
ぱさぱさしたものが苦手な夫が、カンパンを食べるのか。
あまりぴんとこないまま、うやむやになっていた
防災のための「ストック」。
現状、国内の災害時に餓死者はほとんどない。
けれど、じぶんが被災した時もそうであるとは限らない。
もしも、運よく自宅で過ごすこと、物を持ち出すことが
可能であった場合、「じぶんで買ったもの」を、
「じぶんのペースで消費できる」ことは、
とても安心できることではないだろうか。
災害という異常事態において、
「いつもの」を再現できることは、
ストレスを大きく軽減してくれるはず。
「じぶんで買ったもの」を
「じぶんのペースで消費できる」。
これを思ったら、ようやくしっくりきた。
平均的なデータはデータとして、
夫は、わたしは、一日どれくらい水分を取るのか。
どれくらい食べるのか。何を使うのか。
その量を基準にストックを考えると、
とてもわかりやすくなった。
一番分かり易い、飲食物から考えてみる。