図書館でごはん

本がある以外は、ただくらしにひつようなものだけのような家で。

出しっぱなしは「ダメ」か。

何もない空間が好き。

 

小物を飾ることも少なく、

しまう、収める、ということが好きだった。

 

そのうち、

しまった、収めた、その場所も整理し始めて、

物がどんどん隠されていくようになった。

 

その結果使わなくなったものもあったし、

(=なくても大丈夫だったもの。処分。)

頻繁に使うもので出し入れが面倒に感じる

ものもあった。

 

でも、出しっぱなしは・・・。

 

見せる収納、とオープンラックに積むのも、

床に近いところまで物を置くのも、

ほこりや掃除のしにくさが気になってしまう。

コンロ周りにツールを置くと、

油汚れが気になってしまう。

 

ある日、夫が塩コショウのミルを

コンロ横に出しっぱなしにしていた。

しまってほしいなと思いつつ、

じぶんがしまうのもなんだか億劫で、

そのまま丸一日が過ぎた。

 

調理が、とても楽になった。

 

置き場所と使い方も相まって、

出しっぱなしでも、

思ったほど汚れはない。

収める場所はもちろんあるので、

キッチン掃除のときはきちんと収める。

もちろん、

何もない景色を見たい時も、

すっと収める。

 

出しっぱなしにしたことで

意外に良くなることもある。

 

でも、出しっぱなしのものにも

収める場所をつくっておくのは大事かも。

ぱぱぱっと収めて、さささっと掃除。

 

一概にダメでもないなぁ。