図書館でごはん

本がある以外は、ただくらしにひつようなものだけのような家で。

きっかけ

出張も旅行も「準備は当日朝に」の夫。

 

明日は出張、という夫は何の準備もせずにいつも通り寝てしまい、

いつも通り起きた。

あれ、大丈夫なのかな、と心配したものの、

当日朝、会社鞄とともに、小ぶりなバッグをだしてきて、

着替えと、

朝の準備に使うものを、その日の朝に使ってからまとめて入れて、

すいっと出発していった。

 

初めての泊りがけ旅行の時、じぶんは何日も前から、

鞄はどうしよう、服はどれにしよう、

小物を入れるポーチはどうしよう、タオルはどうしよう、

これも持って行ったら楽しいかな、

あれはもしものために予備がいるかな、

と、あれこれ考えていた。

その準備の為、結局決まりきらず前日も夜更かし。

当日朝も、やっぱりこっちの服がいいかも、とバタバタ。

結局一番必要な薬や観光のための本を忘れるという・・・。

 

そんな様子を横目に?夫は当日の朝、大きめの鞄に

ひょいひょいと荷物を詰め、「鞄まだ入るよー」と、

荷物を一緒に入れてくれた。

にもかかわらず、じぶんはじぶんでまだ大きな鞄に

何かを詰め込み、さらにショルダーを追加。

準備はもちろん夫の方が早く、本を読んで待っていた。

 

あとで夫は、

この大きめの鞄に二人分の荷物が入ると思った、

と。

 

なんだか夫のスタイルがとてもうらやましくなったのです。