図書館でごはん

本がある以外は、ただくらしにひつようなものだけのような家で。

朝の水分補給に。

朝、コップ一杯の水をキッチンに置く。


お互いのペースでぱたぱた朝の準備をする途中途中に、

ひとくち、ふたくち、と飲んでいく。


用意するのはその日先にキッチンにたどり着いた方。

冷蔵庫に冷やしているミネラルウォーターを

コップに注ぐ。

注がれた分を飲みほしてしまったら、

また注いで置く。


朝の水分補給はとても大事だと思っている。

寝ている間に失われた水分や、

起き抜けの血液の巡り。

何故こんなルールができたのかわからないけれど、

いつの間にかこんなふうに朝の水分補給が行われるようになった。


じぶんが飲むタイミングで水が減っていないと、

お水飲んでる?と声をかける。

出かける時にコップに水が残っていると、

ちゃんと飲んでた?と声をかける。


夫は毎日同じ動きをするので、

水を飲むタイミングもきっと同じなんだろう。

声をかけられるのは、断然、じぶんの方が多い。

声をかけられるまでひとくちも飲んでいなかった、ということもよくある。


小さな会話だけど、

忙しい朝もお互いを気遣っている

ほっとする瞬間。